~遺言作成・成年後見・相続手続きの専門家による全国ネットワーク~
相続シェルパ
お問い合わせ 0120-01-4354

2021.7.8

母の死後見つかった祖父の財産について

相談内容

現在、数年前に亡くなった祖父の銀行口座が新たに見つかり、相続の手続きが必要になったのですが、母は昨年12月に亡くなっています。
家系としては

祖父(亡)と祖母がおり、この祖母は私の母にとって実母ではなく父の再婚相手です。(実母はかなり早くに亡くなられています)
母には同じ実母の妹がおり、異母兄弟が他に3人います。なので、母含めて兄弟は5人だそうです。

そこで、母の妹から連絡があり、私の相続について要約すると
「相続の割合的には1/2の1/5の1/4になるだろう。金額的にも少ないから相続放棄すると思うけど、関係書類など取ってくれた手間賃として商品券2万円くらいを送ろうと思います。」
と連絡が来ました。

ここで、私が疑問に思ったのが、
・割合の1/2の1/5の1/4 という点について
1/2は再婚相手の方がおられるので心情的な面は考慮せず理解ができ、
1/2の1/5は祖父の子どもたちに分けられると言う点でも理解できるのですが、
私はそこから1/4となっている点です。
母が存命だったら1/5の割合のままだと思うのですが、本来母が受け取れるはずだった1/5がそのまま受け取られないのが理解できませんでした。

祖父が亡くなった時はもちろん母は生きていましたし、その時点で相続はしております。
でしたら亡くなっていたとしても1/5は母名義で受け取れるのではないかと言うところ、法律的にどうなっているのでしょうか?

また、祖母についてですが、
祖父の相続の際にもう預金などはない、ということで相続の手続きをしたのですが、新たに出てきたと言う事、これは隠蔽(意図的に、意図せず問わず)ととれるのではないか?
・祖母について瑕疵があると言うことになるのではないか?
ということです、この点も法律的な点について教えていただきたいです。

また、
・金額的に相続しないと思うけど という一文で、細目などがなくサインのみの資料がもし来たりした場合は、どう対応すれば良いでしょうか?
普通いくら相続できますよ、誰々に相続権者一覧がありますよ、といった詳細の資料があるとは思うのですが、普通はないのでしょうか?あるとしたら送ってこなかった場合はどう対応すれば良いでしょうか?

私的には係争にしたいと言う意思はないので、そこら辺をクリーンにしたいなあと言う思いで相談させていただきました。
よろしくお願いします。


回答

ご相談ありがとうございます。相続シェルパの行政書士法人エベレストの野村と申します。

まず1点目の「~1/5は母名義で受け取れるのではないかと言うところ、法律的にどうなっているのでしょうか?」についてですが、お母様の法定相続分は、「2分の1×5分の1」=「10分の1」となります。そこから「数次相続」が発生していますので、お父様が存命で、ご質問者様以外にご兄弟が1人いらっしゃるとしたら、ご質問者様は「4分の1」を乗じる形になります。このようなケース以外では計算が合わないのですが、詳しいことは直接計算過程を聞いてみるのがよいかもしれませんね。

2点目の「また、祖母についてですが、 祖父の相続の際にもう預金などはない、ということで相続の手続きをしたのですが、新たに出てきたと言う事、これは隠蔽(意図的に、意図せず問わず)ととれるのではないか? ・祖母について瑕疵があると言うことになるのではないか? ということです、この点も法律的な点について教えていただきたいです。 」

ですが、単純に財産調査が甘かっただけのように思います。本人も受け取れていないわけですから「隠ぺい」とまでは言えないでしょう。我々のような相続手続きの経験豊富な専門家が代行する場合を除き、調査漏れが発生することは珍しくございません。純粋に調査が甘かっただけのように思います。もちろん、隠ぺいの意図があったかどうか、真相は祖母様にしかわかりませんが。

3点目の「金額的に相続しないと思うけど という一文で、細目などがなくサインのみの資料がもし来たりした場合は、どう対応すれば良いでしょうか? 普通いくら相続できますよ、誰々に相続権者一覧がありますよ、といった詳細の資料があるとは思うのですが、普通はないのでしょうか?あるとしたら送ってこなかった場合はどう対応すれば良いでしょうか? 」ですが、財産の調査権は相続人であるお母さまであれば単独で行使することが可能です。財産の開示を求め、開示してもらえないようであれば、相続人の一人としてお母さまが単独で調査を開始することができます。なお、「普通」は難しいところです。我々のような専門家が支援しているようなケースでは、財産目録を作ったりしますが、関与が全くないケースでは、何も説明なく、ただ単に「ハンコを押せ」と強要されるケースもあるようです。その意味ではある意味「普通」なのかもしれませんね。

係争に発展させたくないという想いはごもっともですが、権利が侵害されそうと感じた際には、弁護士に依頼するのも得策かもしれませんね。以上、参考になれば幸いです。


回答日:2021/07/13
回答専門家
野村 篤司
相続手続きのワンストップ支援なら、相続シェルパにご相談下さい。
行政書士法人エベレスト
資格:行政書士


キーワード検索
地域検索
北海道・東北地方
  1. - 北海道
  2. - 青森
  3. - 岩手
  1. - 宮城
  2. - 秋田
  3. - 山形
  1. - 福島
相談バナー
相続手続き専門家

相続シェルパ®/相続AI®へのお問合せ

個人のお問い合わせ 士業事務所様のお問い合わせ
お困りごと、ご不明点がございましたらお気軽にご連絡ください

「相続シェルパ」活動に賛同頂ける士業の先生を募集しています。詳しくは、お問い合わせください。

お困りごと、ご不明点がございましたらお気軽にご連絡ください